2分でわかるアメリカ

2018/02/02景気がいいのにクルマが売れない

アメリカの景気がいい、労働市場が堅調で賃金も上向き。当然ながら新車もよく売れていると想像しがちですが、パッとしません。


1月の新車販売台数は、GM、トヨタ、日産が前年同月比でプラスとなったものの、フォードは6.3%減、フィアットクライスラーは13%のマイナスでした。


2017年のアメリカの新車販売台数は前年比で1.8%減の1723万436台でした。前年比でのマイナスは8年ぶり。2018年の最初の月も新車販売は回復していないことがわかりました。全米最大のディーラーのオートネーションは、2018年の新車販売が2.3%減の1680万台になると予想しています。


ブルームバーグは、フィアットクライスラーに続いてフォードの新車販売が減少したとした上で、GMの販売は増えたがアナリストの予想を下回ったと伝えました。


ウォールストリートジャーナルは、新車の平均価格が5カ月ぶりに低下したとみられると報じました。金融危機後に7年連続で好調だった新車販売が2017年に急減速したとしています。減税が実施され、個人消費が強い中、新車需要の動向に注目が集まりそうだと解説しました。


デトロイトフリープレスは、業界全体の新車販売が落ち込んだが、GM、フォード、フィアットクライスラーは、利益率が高いトラックやクロスオーバー車が伸びているため楽観視していると報じました。


 
 [February 01, 2018]  No 031843828

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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