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2018/01/25サプライズ、米財務長官のドル安発言

アメリカのムニューシン財務長官は24日、スイスで開かれている世界経済フォーラム(ダボス会議)で、米ドル相場の下落を歓迎する姿勢を示しました。


トランプ大統領のダボス入りを控え記者会見したムニューシン財務長官は、「弱いドルは明らかに我々の貿易にとって良いことだ」と述べました。ただ、長期的な米ドル高はアメリカ経済の強さを反映するとも語りました。


さらにムニューシン長官は、太陽光パネルと洗濯機に対する緊急輸入制限(セーフガードの発動)などが貿易に悪影響を及ぼすとの批判に反論、さらなる措置を示唆しました。


ムニューシン発言を受け、主要国通貨に対する米ドル指数が3年ぶりの低水準まで低下しました。


ウォールストリートジャーナルは、ムニューシン財務長官の発言は歴代の財務長官の米ドルに対する中立的な姿勢と比べ踏み込んだものだと解説しました。去年の長官承認に関する上院の委員会では、強い米ドルを支持していると述べたが、強い米ドルが貿易における競争力に打撃になっていることを認識し、当時のトランプ大統領のコメント(米ドル安支持)に合わせる形になったとしています。


フィナンシャルタイムズは、ムニューシン財務長官が伝統を破り、米ドル安支持を表明したと大きく報じました。ムニューシン長官の発言を受け、トランプ政権が通貨安で経済を活性化させるとの観測が広がったとしています。


CNBCは、ムニューシン財務長官の発言が金融マーケットのサプライズになったと伝えました。米ドル高を支持したクリントン政権のルービン財務長官(当時)からの転換だとしています。


 
 [January 24, 2018]  No 031843822

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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