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2018/01/13やっと米インフレの兆し、FRBどう動く

アメリカ労働省が12日発表した2017年12月の消費者物価指数は、前月比0.1%、前年比で2.1%上昇。予想と一致しました。

月ごとの変動が激しい食品と燃料を除いたコア指数は前月比で0.3%、前年比で1.8%上昇。予想を上回りました。11カ月ぶりの大きな伸びでした。新車、家賃、医療費が値上がりし、指数全体を押し上げました。

ウォールストリートジャーナルは、人気のHeard on the Streetのコーナーで、インフレ率が上昇する明確な兆しがやっと出てきたと報じました。FRBのイエレン議長が去年の低インフレについて移行期間だと言っていたが、見立てが正しかったとしています。

ブルームバーグは、家賃が値上がり、12月のインフレ率が予想以上のペースで上昇したと伝えました。FRBが3月に利上げすると投資家が予想しているとしています。フィナンシャルタイムズも、早いペースの成長と低失業率が物価を押し上げ、FRBが3月にも利上げするとの期待が高まったと報じました。

ロイターは、今週発表の輸入物価、生産者物価がともに低調だったが、物価上昇率は今後持ち直す可能性が出てきたと伝えました。エコノミストの観測では、物価上昇率は今年中にFRBの目標である2%に向かうとみられているとしています。

消費者物価指数の発表を受け、12日の短期金利市場では、年内3回の利上げを織り込む動きがありました。3月20~21日のFRB会合(FOMC)で利上げする確率については、統計公表前の76%から84%に上昇しました。

アメリカ東部時間15日はアフリカ系アメリカ人の公民権運動家のマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの生誕を祝う休日。お休みし、16日火曜日(日本時間の17日朝)に再開します。

 [January 12, 2018]  No 031843815

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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