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2018/01/12ECB、予想より早く量的緩和終了も

欧州中央銀行(ECB)は11日公表した2017年12月14日の理事会議事録で、金融政策の先行きを示すフォワードガイダンスの調整に、今年初めにも着手する可能性があることを示しました。


ECBは去年10月の理事会で資産買い取り(量的緩和)の規模を2018年1月から減らし、9月末まで延長することを決めました。


12月の理事会では政策方針を据え置きましたが、議事録で政策メッセージを微調整する必要があると議論していたことがわかりました。


ウォールストリートジャーナルは、ドイツとオランダの中銀総裁を中心に一部のECB関係者が量的緩和の終了日を明示しないことに懸念を示したが、今回の議事録で25人からなる政策理事会の中で同じように懸念する見方が増えている様子が明らかになったと報じました。


フィナンシャルタイムズは、ユーロ圏の堅調な景気を反映して、ECBが景気刺激策の終了に向け準備を始めたことが議事録でわかったと伝えました。投資家は、ECBが景気刺激策である量的緩和を予想より早く終了させることを示唆したものだと受け止めたとしています。


ロイターは、議事録について、資産買い入れの重要性低下をうかがわせ、一部では資産買い入れの終了の前触れと受け止められそうだと解説しました。


CNBCは、ECBによる量的緩和が資産バブルを招き、景気刺激より悪い影響の方が大きいとの批判が一部で出ていたと伝えました。


 
[January 11, 2018]  No 031843814

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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