2分でわかるアメリカ

2017/12/29米国務長官の2017年総括

アメリカのレックス・ティラーソン国務長官が、「我々の民主主義を誇りに思う」と題する論文をニューヨークタイムズの28日付朝刊に寄稿しました。


この中でティラーソン国務長官は、北朝鮮、中国、ロシアへの対応に追われる1年だったが、世界の平和と安定で進展があったと外交実績を強調しました。


核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に関しては、非核化が達成されまで圧力をかけ続ける方針を示しました。中国に対しては、北朝鮮への圧力を一段強化することを求めました。ロシアとの関係が「poor(貧弱)」との認識も明らかにしました。


政治専門サイトのザ・ヒルは、ホワイトハウスとの緊張が過去2カ月続き、国務長官としての将来が疑問視される中、ティラーソン氏が寄稿文を書いたと報じました。


ブルームバーグは、エクソンモービルの前CEOであるティラーソン国務長官がアメリカの外交トップとしての成果を強調したが、2017年は浮き沈みが激しい1年だったと解説しました。対北朝鮮政策からカタールへの対応までトランプ大統領と衝突、幅広い外交コミュニティから批判を浴びたとしています。


一方、ロサンゼルスタイムズは、北朝鮮がアメリカ本土にとって脅威となった年とする2017年回顧記事を掲載しました。金正恩朝鮮労働党委員長が年初に「アメリカに到達する弾道ミサイルを開発する」と抱負を述べたが、トランプ政権や他の国の努力にかかわらず目標を達成したとしています。


[December 28, 2017]  No 031843806

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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