2分でわかるアメリカ

2017/12/28北朝鮮の生物兵器の脅威

アメリカ財務省が26日、北朝鮮の弾道ミサイル開発を主導したとして、朝鮮労働党軍需工業部の幹部2人を制裁対象に追加しました。2人がアメリカ国内に持つ資産が凍結され、アメリカ人との取引が禁止されました。


新たな制裁対象になったのは、北朝鮮の急速なミサイル開発を主導する3人のうち2人とみられるが、制裁そのものは象徴的なものだとロイターが解説しました。


一方、韓国では、脱北した北朝鮮兵士の体内からanthrax(炭疽菌)の抗体が 発見されたと報じられました。生物兵器となる炭疽菌をめぐっては最近、北朝鮮が大陸弾道ミサイル(ICBM)に搭載する実験を始めたとするソウルの情報筋の話を朝日新聞が伝え、注目されました。


USAトゥデイは、北朝鮮が国際法に違反する生物兵器を開発しているとの恐怖があらためて広がったと報じました。


CNNは、トランプ政権が今月発表した国家安全保障戦略によると、北朝鮮が核兵器、化学兵器、そして生物兵器の開発に巨額資金を投資、さらにミサイルに搭載可能な化学兵器と生物兵器を研究していると伝えました。北朝鮮外務省は、「根拠がない」として否定しているとしています。


ABCニュースは特集した2017年回顧と2018年展望の中で、北朝鮮が2018年に核兵器の開発ペースを速めると予想されると伝えました。緊張が高まる中、核保有国としての自信がついた段階で、北朝鮮が生き残りをかけて交渉のテーブルにつく可能性があると専門家がみているとしています。


 [December 27, 2017]  No 031843805

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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