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2017/12/21米不動産、1年続いた不調から回復

全米不動産協会(NAR)が発表した11月の中古住宅販売戸数は、年率換算で前月比5.6%増の581万戸と、2006年12月以来約11年ぶりの高水準でした。予想を上回りました。10月の販売戸数は548万戸から550万戸へ小幅上方修正されました。

中古住宅はアメリカの全ての住宅販売の約90%を占めます。ハリケーン被害があった南部のほか、北東部、中西部で販売が目立って増えました。住宅価格が高騰した影響で、西部の中古住宅販売は減少しました。

供給の逼迫が続く中、販売価格の中央値は24万8000米ドルと前月比5.8%上昇、前年比では69カ月連続で上昇しました。ただ、ムーディーズ・アナリティックスは、税制改革により住宅価格が低下する可能性があると指摘しました。

ロイターは、1年にわたり不調が続いていたアメリカの住宅市場が勢いを取り戻していることが示されたと伝えました。

APは、住宅在庫が逼迫していることで、住宅価格が賃金の上昇を上回るペースで上昇していると報じました。

USA Todayは、住宅需要が強く、アメリカ経済が活性化していることを示したと伝えました。失業率が17年ぶりの低水準になり、若いミレニアム世代が家庭を持ち、住宅を探しているとしています。

ブルームバーグは、幅広い強さが示されたと解説しました。来年、住宅ローン金利が上昇することが予想されるが、堅調な労働市場や株式相場の上昇で住宅市場の回復が続くとみられるとしています。


[December 20, 2017]  No 031843801

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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