2分でわかるアメリカ

2017/12/16金委員長取り巻く「核デュオ」と「ミサイルカルテット」

国連安全保障会議が15日、ニューヨークの国連本部で、北朝鮮の核とミサイルに関する閣僚級会議を開きました。

演説したアメリカのティラーソン国務長官は、対話を始める前に北朝鮮が挑発行動を停止する必要があると述べました。国務長官は12日、条件なしの対話に前向きな姿勢を示しましたが、ホワイトハウスとの温度差が表面化、軌道修正した形です。

ワシントンポストは、北朝鮮が核兵器を放棄すれば、対話に応じるとティラーソン国務長官が語ったと報じました。ブルームバーグは、ティラーソン国務長官が、中国とロシアに対し、北朝鮮との関係を絶つよう求めたと伝えました。

ビジネスインサイダーは、出入港する北朝鮮の船を封じ込めるためアメリカが朝鮮半島沖を海上封鎖する可能性があると報じました。

北朝鮮はアメリカや同盟国が海上封鎖した場合、「戦争行為とみなす」と警告しています。アメリカを中心とした圧力にもかかわらず、北朝鮮が核・ミサイルの開発を放棄する気配がありません。

アトランティックは、トランプ政権が北朝鮮を軍事攻撃する確率が30%あると空軍出身のグラム上院議員が予想したと報じました。北朝鮮が新たな核実験を実施した場合は、確率が70%に上がると話しているとしています。グラム氏が日曜日にトランプ大統領とゴルフをした際、北朝鮮問題ばかりが話題になったと述べたと伝えました。

ニューヨークタイムズは、「ロケットマン」の核・ミサイル開発を支える科学者や高官ら8人の取り巻きを特集しました。「核デュオ」と「ミサイルカルテット」と呼ばれる取り巻きが、世界で最も孤立した国で非常に高い科学的成果をあげたとしています。

ジョンズ・ホプキンズ大高等国際問題研究大学院の北朝鮮分析サイト「38ノース」は、北朝鮮の原発の安全性に疑問があり、小さい事故が大災害に発展する恐れがあると指摘しました。

 [December 15, 2017]  No 031843798

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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