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2017/12/12アラバマ上院補選のドタバタ

アラバマ州で12日に実施される連邦議会の上院補選が注目を集めています。共和党の前職が閣僚になったことで辞任、それに伴う選挙です。アラバマ州は保守王国、伝統的に共和党の州として知られています。


共和党からは州最高判事のムーア氏が出馬、有力視されていました。しかし、40年前の14歳の時にわいせつな行為を受けたと主張する女性が登場、他に7人の女性がムーア氏のセクハラの被害者だと名乗り出ました。スキャンダル発覚で、民主党のジョーンズ氏が支持を伸ばしています。


連邦議会の上院は現在、共和党52、民主党48ですが、ジョーンズ氏が勝てば勢力が拮抗します。トランプ大統領は移民に厳しいムーア氏への支持を表明していますが、セクハラ問題の渦中にあるだけに共和党の指導部は慎重です。


アラバマ州の主な新聞は、セクハラ疑惑があるムーア氏に投票しないことが最善だと主張。バーミングハム・ビジネス・ジャーナルは、ムーア氏のスキャンダルでアラバマ州の経済が長期間にわたり打撃を受ける可能性があると警鐘を鳴らしました。


CNNは、アラバマ州の上院補選が来年の中間選挙に影響するだけではなく、2020年の大統領選の行方も左右する可能性があり、注目に値すると解説しました。CNNはまた、オバマ前大統領がアラバマの有権者に対し、共和党のムーア候補に投票しないよう呼びかけたと報じました。有権者に電話して、トランプ大統領が録音したメッセージを流している共和党に対抗するものだとしています。


CBSニュースは、世論調査ではムーア候補が小幅リードしているが、大接戦で予断を許さないと伝えました。共和党の支持者がどうすべきか迷っているとしています。


 [December 11, 2017]  No 031843795

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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