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2017/12/09FRBの来週利上げ確実に、米経済が非常に強い

アメリカ労働省が8日発表した11月の雇用統計は、景気動向を敏感に反映するため重視される非農業部門の就業者数が、前月比で22万8000人増えました。予想の20万人増を上回りました。失業率は4.1%で予想と一致しました。

ただ、1時間あたりの平均賃金は前月比で5セント増、率にして0.2%増にとどまりました。前年比では2.5%増で、予想(2.7%増)を下回りました。

ホワイトハウスのゲーリー・コーン国家経済会議委員長はCNBCに出演、「この国では賃金がまだ増えていない」とコメントしました。税制改革で来年以降に賃金の伸びが加速するだろうとの見方を示しました。

ロイターは、賃金の伸びが緩やかにとどまったものの、アメリカ経済が健全な状態にあることが示され、一部アナリストの間ではトランプ大統領が提案している財政刺激策はもはや必要ないとの見方も出ていると伝えました。

ニューヨークタイムズは、アメリカの労働市場が過去10年で最強、2000年以降でも最も堅調だとの指摘があると解説しました。人材派遣会社が、「非常に、非常に経済が強い」と話しているとしています。

アメリカの中央銀行にあたるFRBが、来週12日と13日に金融政策を決める会合(FOMC)を開きます。

ウォールストリートジャーナルは、FRBが来週の会合で政策金利を引き上げることが幅広く予想されているが、11月の雇用統計はその予想を変えるものではなかったと報じました。

フィナンシャルタイムズも、雇用が持続的に伸びていることが11月の統計で示され、来週のFRB会合での追加利上げが確実になったと伝えました。

 
[December 08, 2017]  No 031843794

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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