2分でわかるアメリカ

2017/11/28警戒強い、北朝鮮動くか

日本のTBSが27日深夜、政府が北朝鮮の弾道ミサイル発射準備とみられる信号を感知し、警戒を強めていると報じました。共同通信などが後追い報道、「数日内の発射もありうる」とする政府関係者の話を伝えました。


北朝鮮がミサイル発射準備をしているとの報道を受け、外国為替マーケットでは円が買われました。ニューヨーク株式相場は上げ幅を縮めました。


欧米メディアの一部が日本の報道を紹介しましたが、これまでのところ追加的な報道はありません。


ワシントン拠点のアジアタイムズは 、12月17日ごろ北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を実施する可能性があると戦略国際問題研究所(CSIS)が予想していると伝えました。


一方、ニューズウィークは、2月5日から22日まで開かれる韓国・平昌の冬季オリンピック中にも、北朝鮮がミサイルの発射実験を実施する可能性があると伝えました。


アメリカのハワイ州では、北朝鮮の攻撃を想定した警戒体制が強化されています。


ABCニュースは、ハワイ州が北朝鮮から核攻撃を受けた際の警報システムを12月1日に稼働させると報じました。警報システムを稼働させるのは冷戦以来で初めて。ハワイ州の緊急事態管理局は、核攻撃を受けた場合、1万8000人が死亡、5万人から12万人が被曝、負傷すると試算しています。


CNBCは、ロシアのモルグロフ外務次官が韓国で開かれたイベントで演説し、朝鮮半島に「黙示録的なシナリオが存在している」と警告したと伝えました。「終末」を意味する黙示録のシナリオを無視できず、関係国が常識を持って解決することへの期待感を示したとしています。


 [November 27, 2017]  No 031843785

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2019.03.23 更新メイ英首相の最後のチャンス、どうなるブレグジット(イギリスのEU離脱)が混迷しています。EU首脳会議は、来週3月29日のブレグジットの期限を無条件で4月12日まで延期することを決めました。EUと合…
  • 2019.03.22 更新 世界の中銀のドミノ現象アメリカの中央銀行であるFRBが、20日の会合(FOMC)で政策金利の誘導目標を2.25 〜2.50%へ据え置きました。保有資産の縮小ペースを5月に減速、9月末…
  • 2019.03.21 更新 年内利上げ見送り予想のFRB、こう読むアメリカの中央銀行であるFRBが20日、2日間の金融政策を決める会合(FOMC)を終えました。政策金利2.25 〜2.50%の誘導目標を据え置きました。予想通り…
  • 2019.03.20 更新ブレグジット、「最大2年」先送りもブレグジット(イギリスのEU離脱)が迷走しています。先週の一連のイギリス議会の採決を受け、メイ首相は3回目となる離脱協定案の採決を議会に求める方針でした。しかし…
  • 2019.03.19 更新 FRBドットチャート、どう変わるかアメリカの中央銀行であるFRBが19日と20日に金融政策を決める会合(FOMC)を開きます。今週のマーケットの最大の材料になりそうです。政策金利は据え置くとの予…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ