2分でわかるアメリカ

2017/11/23FRB、低インフレに警戒感

FRBは22日、 10月31日と11月1日に開かれた金融政策を決める前回会合(FOMC)の議事録を公表しました。


アメリカの労働市場、個人消費、製造業などがいずれも堅調だとして、近い将来の利上げが正当化されるとみていることがわかりました。税制改革が設備投資を押し上げる可能性があるとしています。


ただ、インフレ率が目標の2%を下回る状況が予想以上に長期化するとの懸念が一部あることが明らかになりました。


ウォールストリートジャーナルは、FRBが12月に利上げする方向であることが議事録でわかったと報じました。ただ、引き続き低インフレを懸念していることが示されたとしています。


フィナンシャルタイムズも同様のトーンで伝えました。低インフレへの懸念があるものの、追加利上げする方向で準備しているとのメッセージを発したとしています。


ロイターも、政策担当者の多くが金利を近い将来に引き上げる必要があるとの見方を示していたことがわかったと報じました。


一方、CNBCは、FRBが全体的に経済成長に楽観的なことが議事録で明らかになったが、金融マーケットの状況については慎重な議論があったことが示されたと解説しました。メンバーの一部は、相場が突然崩れる可能性があると警戒していたとしています。

 


アメリカ時間23日(日本時間24日朝)はサンクスギビングデー(感謝祭)で祝日。お休みし、24日に再開します。


 [November 22, 2017]  No 031843783


※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.10.19 更新中国批判強めた為替報告書、日本を引き続き監視※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(15日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカ財務省は17日、主要な貿易相手国、地域の通貨政策を分…
  • 2018.10.18 更新注目のFOMC議事録、こう読む※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(15日更新)はこちら(マイページへログイン)FRBが9月25日と26日に開いた前回会合(FOMC)の議事…
  • 2018.10.17 更新失業者数を上回った求人※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(15日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカ労働省が16日発表した雇用動態調査(JOLTS)によ…
  • 2018.10.16 更新米株式相場はどこへ向かう※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(15日更新)はこちら(マイページへログイン)長期金利の突然の上昇、米中貿易摩擦の激化への懸念、企業の業績…
  • 2018.10.13 更新NY株反発も不安定、底はまだ?※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(9日更新)はこちら(マイページへログイン)ニューヨーク株式相場が急落。世界同時株安の発端となりました。1…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ