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2017/11/15クリントン捜査指示、新たな特別検察官任命も

「ロシア疑惑」で新展開です。と言っても、モラー特別検察官がトランプ大統領の関係者を新たに起訴、もしくは新事実が発覚したわけでもありません。クリントン元大統領と夫人のヒラリー氏が設立した慈善団体「クリントン財団」とロシア企業の特別な関係をめぐる疑惑でワシントンが騒がしくなっています。


セッションズ司法長官が、連邦検察に対し、新たな特別検察官の任命を含めた捜査の可能性を検討するよう指示したことが14日までに明らかになりました。トランプ大統領は、司法当局が民主党やクリントン氏の疑惑も捜査すべきだと主張していました。CNNが詳しく報じました。


CNNによると、ロシアの原子力企業「ロスアトム」は2010年、カナダのウラン生産会社「ウラニウムワン」の買収に向けアメリカ政府の承認を得ました。ロシア側はその際に、国務長官だったヒラリー氏の助力を求めてクリントン財団に献金した疑いがあるとトランプ大統領と一部の共和党議員が主張しています。


ニューヨークタイムズは、クリントン財団への捜査について、トランプ政権下の連邦検察の独立性に疑問を投げかけるものだと伝えました。


一方、下院の司法委員会は14日、セッションズ司法長官の証言を求める公聴会を開きました。


ワシントンポストは、セッションズ長官は過去の発言でトランプ陣営とロシア政府との接触を否定したが、14日の証言ではトランプ陣営の外交アドバイザーがロシア側と接触したことを思い出したと証言したと伝えました。不適切な対応はなかったと強調したとしています。ワシントンポストは先に、セッションズ氏とロシアの駐米大使が、ロシア政府にとって重要な政策について議論していたと報じました。


[November 14, 2017]  No 031843777

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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