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2017/11/07投資リスクに発展したセクハラ

ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏が長年にわたって女優やスタッフにセクハラを続けた問題。きっかけとなったのは、先月5日のニューヨーク・タイムズの記事でした。記事掲載後、大物女優を含む70人以上がワインスタイン氏から酷い行為をされたと主張しました。

ワインスタイン氏のセクハラ問題を受けハリウッドだけではなくニュースメディアでも疑惑が続出。イギリスの政界にも広がりました。セクハラが欧米の社会問題に発展しました。

ウォールストリートジャーナルは、アマゾンの幹部にセクハラ疑惑が浮上したと大きく報じました。アマゾン・スタジオのロイ・プライス元会長のセクハラ行為と飲酒癖がひどく、アマゾンの社風に打撃となっているとしています。プライス元会長は10月に事実上解任されました。

ワシントンポストは、女性にやさしいことで知られる資産運用大手のフィデリティがセクハラ・スキャンダルに揺れていると伝えました。

一方、バロンズは、最新号の表紙と巻頭記事でセクハラ問題が深刻な投資リスクになっていると報じました。アメリカ企業に働く4人に1人がセクハラ被害にあったという調査があるとした上で、ワインスタイン氏のスキャンダルをきっかけに被害を訴える女性が相次いでいるとしています。セクハラ問題が発覚すると企業の負担が多額になるほか、評判にも影響するため、株主が注目しはじめたと解説しました。

マーケット情報を提供しているフィンサムも、セクハラが新たに深刻な投資リスクになったと伝えました。

[November 06, 2017]  No 031843771

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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