2分でわかるアメリカ

2017/10/28予想大幅超え、アメリカ経済が強い

アメリカ商務省が27日発表した第3四半期(7-9月)の速報値は、季節調整済み年率換算で前期比3.0%増加しました。8月下旬以降に相次いだ大型ハリケーンの被害の影響が懸念されましたが、予想(2.5%増)を大幅に上回りました。

ワシントンポストは、アメリカ経済が第3四半期に3%増加、トランプ大統領の勝利だと報じました。

ウォールストリートジャーナルは、6カ月間の経済成長は過去3年で最高で、力強いモメンタムが今年最後の四半期も続く可能性が示されたと伝えました。エコノミストの多くが第4四半期は2〜3%の成長になると予想、2017年の通期の成長は2%を超えそうだが、トランプ大統領の目標である3%は下回りそうだと解説しました。

ニューヨークタイムズは、トランプ大統領が前政権より強い成長を公約したが、1.5%の成長にとどまった2016年と比べ、今年の経済成長は高い成長を維持していると報じました。ただ、世界的に経済が拡大していて、アメリカ経済の強い成長は政権交代だけが背景ではないとエコノミストが指摘しているとしています。

ロイターは、GDP統計の内容はまちまちだが、短期的な金融政策に影響することはないとみられ、FRBは12月会合で今年3度目となる利上げを決める見込みだと解説しました。

フィナンシャルタイムズは、堅調なGDPを受け、マーケットが来週発表される10月の雇用統計が大幅な雇用増になると予想していると伝えました。


[October 27, 2017]  No 031843765

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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