2分でわかるアメリカ

2017/10/18FRB議長人事、11月3日までに決定か

アメリカの中央銀行にあたるFRBの次期議長の人事をめぐり、トランプ大統領が今週、ジャネット・イエレン議長と面談する方向です。19日にも面談する可能性があります。

イエレン議長の任期は来年2月に切れます。トランプ大統領は最近、ケビン・ウォーシュ元理事、現役の理事であるジェローム・パウエル氏、そしてスタンフォード大学のジョン・テーラー教授と面談しました。ホワイトハウスのゲーリー・コーン国家経済会議委員長も候補とされています。トランプ大統領がイエレン議長との面談で、再任の可能性を探るのか。憶測を呼んでいます。

CNBCは、トランプ大統領が11月3日までに、FRBの次期議長を指名するとの関係者の話を伝えました。CNBCはまた、現時点でトランプ大統領を含めて誰をFRB次期議長に指名するか決まっていないとしています。

ブルームバーグも、アジアとハワイの11日間の歴訪に出発する11月3日の前に、FRB次期議長が指名されそうだと報じました。ブルームバーグは別の記事で、トランプ大統領がテーラー教授との面談で強い好印象を持ったとしています。その一方で、有力候補とみられたウォーシュ元理事の可能性が低下したとする関係筋の話を伝えました。

ロイターの40人のエコノミストを対象にした調査では、半分強がFRB次期議長にパウエル理事が指名されると予想しました。2番目はウォーシュ元理事。また、もっとも好ましい人選については、3分の2がイエレン議長の再任と回答、2番目はパウエル理事でした。

ウォールストリートジャーナルは、イエレン議長が4年1期で退任すれば、過去40年で初めてのことになると解説しました。


[October 17, 2017]  No 031843758

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2019.02.23 更新4800億円失った「投資の神様」の会社「オマハの賢人」「伝説の投資家」「投資の神様」。人は、アメリカ・ネブラスカ州に住む88歳の投資家をこう呼びます。ウォーレン・バフェット氏を知らないアメリカ人はい…
  • 2019.02.22 更新景気不透明感で金買いvs米中期待でパラジウム買い金(ゴールド)相場が上昇基調にあります。去年8月を底に約14%上昇しました。FRBが前日に発表した会合(FOMC)議事録が期待ほどハト派ではなかった影響で、21…
  • 2019.02.21 更新注目されたFOMC議事録、こう読むFRBが20日、1月29日と30日に開催した金融政策を決める会合(FOMC)の議事録を公表しました。会合後にパウエル議長がタカ派からハト派に転じたことなどで、ウ…
  • 2019.02.20 更新「核放棄しない」北朝鮮とトランプの交渉力アメリカの首都ワシントンで米中の貿易をめぐる次官級協議が19日再開しました。21日からは閣僚級交渉が2日間の日程で予定されています。今週は米中協議がワシントンの…
  • 2019.02.16 更新米中協議は進展、それとも不調?アメリカと中国が北京で開いた貿易をめぐる閣僚級協議が15日、2日間の日程を終えました。両政府は来週、ワシントンで6回目(今年3回目)となる閣僚級協議を行う予定で…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ