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2017/10/14米ドルの方向決めるFRB人事

FRBのジャネット・イエレン議長の任期が来年2月で切れます。次期議長は過去に、10月遅くとも11月に指名されています。

トランプ大統領はイエレン議長を再任する可能性を残しています。同時に、ジェローム・パウエル理事、ケビン・ウォーシュ元理事、ゲイリー・コーン国家経済会議委員長とも後任候補として面談しました。11日には、スタンフォード大学のジョン・テイラー教授と会いました。それぞれの面談に、ムニューシン財務長官も同席しています。

候補者は、金融緩和の継続、緩やかな利上げを主張するハト派と、利上げペースを速めることを主張するタカ派に大きく分かれています。ハト派なら米ドル安、タカ派なら米ドル高。人選によって米ドルの方向が変わると指摘されています。最有力と噂される候補が毎週変わり、予断を許しません。

ウォールストリートジャーナルは、FRBの次期議長候補について、不安定な経済を支援するため金融緩和を好むイエレン議長とパウエル理事の2人、そしてFRBの超緩和策を批判するテイラー教授とウォーシュ元理事に二分していると解説しました。トランプ大統領がどちらの金融政策の方向を好むかは不透明だとしています。

FRBのパウエル理事がイエレン議長よりタカ派だとの見方もあります。CNBCは、パウエル理事が次期議長に選ばれれば、利上げペースを速める可能性があると伝えました。ポリティコは、ムニューシン財務長官が、パウエル理事をトランプ大統領に推薦していると報じました。

ケリー大統領補佐官が、トランプ大統領は候補者面談をさらに進める予定だと述べたとブルームバーグが伝えました。一方、ロイターは、ムニューシン財務長官は、トランプ大統領が11月にFRBの次期議長を指名するだろうと語ったと報じました。指名時期の期限は設けていないとしています。

 
[October 13, 2017]  No 031843756

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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