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2017/10/11信用失った「日本株式会社」

神戸製鋼所が部品強度のデータの改ざんを公表、ずさんな管理体制が明らかになりました。性能データを改ざんして出荷したアルミニウムや銅製品は車や航空機のほか、防衛産業でも使われていた実態が明らかになりました。

日本の大手鉄鋼メーカーの改ざんは、欧米メディアも詳しく報じました。

ニューヨークタイムズは、神戸製鋼のデータ改ざんで日本の信用がまた傷ついたと報じました。日産自動車は資格がない従業員が検査をしていたことが発覚、三菱自動車とスズキの燃費不正問題、タカタの欠陥エアバック問題などが相次いだとしています。神戸製鋼の改ざんは、日本の大黒柱である高精度の製品に対する信用に新たな打撃となったと解説しました。

CNNマネーは、日本の大企業の不正がまた明るみに出たと伝えました。神戸製鋼の株価が20%超下落、その代償を支払うことになったとしています。東芝、タカタに続くもので、3年で3件目の日本企業の大スキャンダルだと解説しました。

フィナンシャルタイムズは、神戸製鋼の改ざんを受け、ボーイング、トヨタ、日産をはじめ大手企業が、製品の安全性の確認に追われたと報じました。 スキャンダルが相次ぎ、日本企業の検査、品質管理への懸念が広がっているとしています。

ロイターは香港発で、「日本の品質神話が崩壊か」と題するコラムを掲載しました。神戸製鋼問題が新たな汚点になったとしています。


[October 10, 2017]  No 031843753

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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