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2017/09/14「欧州に流れが戻った」

EUのユンケル委員長は13日、ストラスブールにある欧州議会での施政方針演説の中で、EU加盟国は、ブレグジット(イギリスのEU離脱)と景気回復を活かし、世界貿易の中心的な存在として結束するよう呼びかけました。

ギリシャの債務問題や難民問題、金融危機などの問題を克服し景気が回復しているとして、「ヨーロッパに流れが戻った。絶好の機会が訪れている」と指摘。ブレグジットをプラスに変える必要性を強調しました。ロイターが詳しく伝えました。

CNNは、EUを離脱するイギリスが後悔することになるだろう、とのユンケル委員長の言葉をタイトルにして報じました。2019年3月29日にイギリスが離脱、非常に悲しい日になるだろうとユンケル委員長が述べたとしています。その上でユンケル委員長が、「ブレグジットはヨーロッパの終わりではない」と語ったと伝えました。

フィナンシャルタイムズは、ブレグジットを決めたイギリスの国民投票を受け「重大な危機に直面している」とした去年の施政方針演説とは対照的な楽観的な演説だったと解説しました。ユーロ導入以降で、最も結束を求める内容だったとしています。

ブルームバーグは、ユンケル委員長は「妥協の男」として知られるが、施政方針演説では、ドイツとフランスの2強国を中心としたEUに反対する立場を示し、妥協なきEU連邦に向けた強い結束を呼びかけたと伝えました。
 
 [September 13, 2017]  No 031843735

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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