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2017/09/12人民元とビットコインで中国動く

中国の中央銀行にあたる人民銀行が11日、通貨・人民元に関する規制を緩和しました。これを受け、人民元が対米ドルで下落しました。


ウォールストリートジャーナルは、2年続けた規制で人民元が急速に高くなったため、中国政府が方針を変更したと報じました。


CNBCは、中国が人民元相場を引き上げる政策を巻き戻したと伝えました。人民元の対米ドル相場は年初から6.7%上昇したとしています。


一方、中国のメディアは、中国の金融当局が仮想通貨ビットコインの取引所を当面閉鎖する計画だと伝えました。これを受け、11日の取引でビットコインが急落しました。


ブルームバーグは、中国が禁じるのは取引所の仮想通貨取引のみで、店頭取引を停止する計画はないとする複数の関係者の話を伝えました。中国の金融当局は先週、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)を違法としたばかりで、仮想通貨市場にとって新たな打撃となるとしています。


フィナンシャルタイムズは、共産党大会での指導部入れ替えを来月に控え、中国が金融リスクの抑制に動いたと解説しました。


ビットコインの取引は今年初め、中国の取引所が90%のシェアを占めました。しかし、規制が強化されたことで、中国のビットコイン取引は全体の3分の1まで減りました。


ウォールストリートジャーナルは、人気コーナーのハード・オン・ザ・ストリートの中で、中国とビットコインの相性の悪さが際立っていると伝えました。規制が緩くやや複雑な金融商品が、自国通貨を細かく管理するのに忙しい政府と合うはずがなかったのかもしれないとしています。


 
 [September 11, 2017]  No 031843733

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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