2分でわかるアメリカ

2017/08/30北朝鮮問題、米報道控えめ

北朝鮮が29日早朝(日本時間)、弾道ミサイルを発射しました。


トランプ大統領は日本時間の29日夜、「すべての選択肢が机上にある」との立場をあらためて示す声明を発表しました。この後、トランプ大統領は、甚大な洪水被害に見舞われたテキサス州へ向かいました。その直前、北朝鮮にどう対応するのかとの記者の質問に対し、「We’ll see, we’ll see(いずれわかる)」と答えました。


ワシントンポストは、トランプ大統領が北朝鮮に警告をしたものの、「炎と怒り」で対応するとした以前の発言と比べ目立って慎重なものだったと報じました。


ロサンゼルスタイムズは、核兵器を開発する北朝鮮の問題を解決するため軍事行動が選択肢にあるとトランプ大統領が声明で述べたが、軍事行動の可能性はほとんどないと考えられていると解説しました。ABCニュースも、トランプ大統領の声明は強めの文言ながら、今月初めの威嚇と比べ抑えられた内容だったと伝えました。


北朝鮮のミサイル発射をめぐるアメリカのメディアの扱いは全体的に控えめでした。CNN、フォックスニュース、MSNBCの3つのケーブルニュースチャンネルは、テキサスとルイジアナの大規模な洪水被害に関する報道一色。2番目のニュースは、トランプ大統領のロシア疑惑に関するものでした。
 


 [August 29, 2017]  No 031843725

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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