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2017/08/171英ポンド=1ユーロ、視野に入る?

ブレグジット(イギリスのEU離脱)交渉の難航が伝えられる中、英ポンドの対ユーロ相場が7年ぶりの安値に下落しました。

イングランド銀行が近く政策金利を引き上げる。そして、ECBは資産買い入れプログラムを縮小すると見方が優勢です。いずれも通貨高要因になるとみられますが、アナリストは「ユーロが堅調、英ポンドが軟調に推移する」と予想しています。

HSBCのストラテジストは、ユーロと英ポンドのそれぞれの対米ドル相場がいずれも年末までに1.20米ドルになると予想しています。また、モルガン・スタンレーのアナリストは、英ポンドの対ユーロ相場が来年の第1四半期にパリティ(1英ポンド=1ユーロ)になる見通しを顧客向けメモで示しました。

ブルームバーグは、2つの世界的な大手銀行が英ポンドとユーロがパリティになる予想したが、かつては考えられなかったことだと伝えました。

フィナンシャル・タイムズは、イングランド銀行がスムーズなブレグジットを期待しているが、不透明感が強く、イングランド銀行の利上げ時期が後ずれする可能性があると伝えました。英ポンドにネガティブな要因の1つだとしています。ブレグジットとECBの緩和縮小が予想以上に相場に長く影響するとの見方も一部であると解説しました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、英ポンドの対米ドル相場がニュースになることが多いが、イギリスとユーロ圏の経済関係が強いため、英ポンドの対ユーロ相場の変動の方が経済的な影響が大きいと解説しました。まだアナリストのコンセンサスになっていないが、年初と比べてユーロが大幅に上昇するとの見方が増えているとしています。


[August 16, 2017]  No 031843716

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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