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2017/08/08北朝鮮「核でアメリカを攻撃する」

東南アジア諸国連合(ASEAN)と日米中韓、北朝鮮など27カ国が安全保障問題を討議するASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議が9日、フィリピンのマニラで開かれました。

北朝鮮の李容浩外相が演説、石炭の輸出を禁止した国連安保理の制裁決議を批判、核兵器の開発を続ける意向を強調しました。アメリカが軍事行動を起こした場合、アメリカに向けて核攻撃すると強硬姿勢を示しました。

アメリカのティラーソン国務長官は、話し合いをする用意があるとした上で、「ミサイル発射を止めることが出発点だ」と述べました。

北朝鮮の強硬姿勢を、アメリカの主要メディアがトップ級で伝えました。

ワシントン・ポストは、アメリカ本土を射程内にする核兵器の開発をやめるつもりがないと北朝鮮が警告したと報じました。第2次世界大戦の広島と長崎の例をあげ、北朝鮮の核開発は防衛手段だと述べたとしています。北朝鮮の国営通信は「本土が安全だと信じているアメリカは大きな過ちを犯している」と、より直接的にアメリカに対して警告したと伝えました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、国連制裁決議にもかかわらず、北朝鮮が核兵器でアメリカを攻撃すると脅迫したと報じました。アメリカは制裁決議が完全に履行されるか注視する方針だが、アジア各国の対応は分かれているとしています。

USAトゥデイは、2006年に北朝鮮が初めて核ミサイルの実験を始めて以降、国連が何度も制裁を強化したが、いずれも失敗したのは中国の存在が大きいと解説しました。中国は北朝鮮に圧力を強めることにより、金正恩政権が崩壊することを恐れているとしています。
 

 [August 07, 2017]  No 031843710

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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