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2017/08/04BOE、成長見通し下方修正

イギリスの中央銀行であるイングランド銀行(BOE)は、3日の金融政策委員会で、政策金利を0.25%に据え置くことを6対2で決めました。資産買い入れの規模も据え置きました。予想通りでした。

前回の会合では3人の政策委員が利上げを主張しましたが、そのうちフォーブス氏が退任しました。

同時に発表された経済見通しでは、今年のGDP伸び率を1.7%とし、5月時点の1.9%から下方修正しました。来年の見通しについても、1.7%から 1.6%へ修正しました。2019年の見通しを据え置きました。

インフレ率については、今年10月に3%近辺でピークを迎え、1年後には2.58%に低下するとの見通しを示しました。

フィナンシャル・タイムズは、BOEのカーニー総裁が、ブレグジット(イギリスのEU離脱)の行方に不透明感があり、投資に影響していると警告したと伝えました。一方で、マーケットが考えているより早いペースで金利が上昇する可能性があることを示唆したとしています。

ロイターは、カーニー総裁が今後3年で予想を上回るペースで金利が上昇する可能性があると述べたが、マーケットは、成長率とインフレ率の見通しを下方修正したことに注目したと解説しました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、BOE会合で利上げを支持したのがわずか2人で、成長見通しを下方修正したことを受け、緩和策が継続するとの観測が広がり、欧米の国債が買われたと報じました。


 [August 03, 2017]  No 031843708

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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