2分でわかるアメリカ

2017/07/25FOMC先読み、予想よりタカ派との見方も

アメリカの中央銀行にあたるFRBが25日と26日に金融政策を決める会合(FOMC)を開きます。政策金利を据え置くと予想されています。声明でどのような認識を示すかが注目されています。

FRBのイエレン議長らの最近の発言から、物価上昇の鈍化などを背景に、追加利上げに慎重な姿勢を示すとの見方が優勢、これが米ドル相場を押し下げました。

APは、FRBが2つの使命のうち、完全雇用という使命を果たしたが、もう一つの使命である物価の安定については未達であり、今週の会合後の声明は低いインフレ率に焦点をあてたとものになりそうだと伝えました。

タルーロFRB前理事はブルームバーグTVに出演、物価が急激に上昇するリスクがほとんどない中、弱いインフレ率がFRB会合に影響する可能性があるとコメントしました。

一方、FRBがややタカ派的な姿勢を示すとの事前報道もあります。

ロサンゼルスタイムズは、今週の会合で政策金利の据え置きを決めると予想されるが、9月の会合で追加利上げすることを示唆する可能性があると報じました。

フィナンシャルタイムズは、FRBが今週水曜日の午後3時に公表する声明で、4カ月連続でインフレ率が鈍化したにもかかわらず、金融引き締めの路線を維持する方針を示すと予想されると報じました。ただ、緩やかな引き締め期待に影響することもなさそうだとしています。次の動きは、9月にバランスシートの縮小に着手することだろうと伝えました。
 
 [July 24, 2017]  No 031843700

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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