2分でわかるアメリカ

2017/07/20弱い米ドルは「悪くない」

米ドルが下落しています。

トランプ大統領の失策、FRBが追加利上げに慎重な姿勢を示したこと、さらに低インフレなどを背景に、主要通貨に対する値動きを示す米ドル指数が去年8月以来の水準に低下しました。トランプ大統領の最優先の公約である医療保険制度改革法(オバマケア)の代替案の実現が困難になったことで米ドル売りが加速しました。

特に、対ユーロではこれまでに約10%下落しました。日銀が緩和を継続しているにもかかわらず、米ドルは対円でも下げています。

フィナンシャル・タイムズは、米ドルの下落基調が変わる兆しがほとんどないと伝えました。米ドルの上昇基調がやっと終わり、米ドル安基調が受け入れられたとしています。

USA Todayは、弱い米ドルはアメリカの投資家にとっては悪いことばかりではないと伝えました。米ドル安が企業の輸出に寄与するほか、新興国を助け世界経済の成長を支えるとしています。


[July 19, 2017]  No 031843697

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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