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2017/07/19ゴールドマンがみせた弱み

アメリカの大手投資銀行のゴールドマン・サックスが18日に発表した第2四半期(4-6月)の決算が、予想外の増益となりました。売上高は前年同期比で小幅減となりましたが、予想を上回りました。

強い決算のように思えますが、債券や外国為替などのトレーディング(売買仲介)部門の売上高が40%も減りました。過去10年で最低水準に落ち込みました。

ゴールドマン・サックスのブランクファインCEOは、「強弱感が混在する営業環境が続いた」と説明しました。

フィナンシャル・タイムズは、ゴールドマン・サックスの弱みが露呈したとトップ級で報じました。ウォール街の投資銀行のライバルと比べ、トレーディング部門は非常に大きな減収だとしています。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、ゴールドマン・サックスの決算について、伝統的に弱い株式部門などが堅調な一方、主力の債券部門の業績が非常に醜いという変な決算だったと解説しました。

ブルームバーグは、コスト的な理由でゴールドマン・サックスが小規模顧客の商品トレーディングから撤退、もしくは撤退を検討しているが、行き場を失った顧客の受け皿としてロンドンの仲介業者が動いていると伝えました。

18日のニューヨーク株式マーケットでは、決算を受けてゴールドマン・サックスの株価が大幅安でした。先行きの収益に対する警戒感が広がったとCNBCが伝えました。
 

 [July 18, 2017]  No 031843696

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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