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2017/07/14「分裂」「買うな」、仮想通貨が大変

ビットコインに代表される仮想通貨が急落しています。

6月11日にピークをつけた後、ビットコインは約25%下げました。仮想通貨2位のイーサリアムや3位のリップルの下落率はさらに大きい。ベア(弱気)相場入りした格好です。

ブルームバーグは、仮想通貨全体の時価総額が6月中旬の1150億米ドルから800億米ドル前後に減ったと伝えました。仮想通貨をめぐる悲観論が的中しつつあるようにもみえるとしています。

CNBCは、ビットコインが急落したが、まだ年初から450%高の水準にあり「バブル」の懸念が依然強いと報じました。急上昇後の利益確定に加え、取引システムの脆弱性への懸念が売りを誘っているとしています。

ビットコインはブロックチェーン(分散台帳)という仕組みで成り立っています。マイナー(採掘者)と呼ばれる業者が取引を記録、利用者はマイナーに手数料を支払い、取引を確定しています。

フィナンシャル・タイムズは、最近のブームで取引量が急増、ブロックの処理が追いつかなくなっていると解説しました。

処理の遅れを解決するためには、ブロックの容量を増やすか、取引規模を圧縮するかの2つの対応策がありますが、事業者間で意見が分かれています。

ビジネスインサイダーは、ビットコインを扱う世界の事業者が分裂、「内戦」が起きていると報じました。分裂騒動により、ビットコインは上昇と下落を繰り返すことが予想され、神経質になった投資家がイーサリアムに移る可能性があるとしています。

モルガン・スタンレーのアナリストは、決済にビットコインを採用する企業がほぼゼロだとするレポートをまとめました。フォーチュンが伝えたもので、アナリストは「投資家はビットコインを買うべきではない」と主張したとしています。


[July 13, 2017]  No 031843693

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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