2分でわかるアメリカ

2017/07/01復活した大統領のひどすぎる罵倒

アメリカのトランプ大統領が自身を批判したテレビの司会者を罵倒しました。議会、主要メディアが非難の大合唱、ソーシャルメディアでは大統領への批判が炎上しました。尾を引きそうです。

トランプ大統領は29日、MSNBCの番組「モーニングジョー」のミカ・ブレジンスキーさんに対し「IQが低く、頭がおかしい」とツイッターで罵りました。「美容整形の傷口から血を流していた」と根拠なく書き込みました。さらに、共演のジョー・スカーボロさんに対しても激しく攻撃しました。

ライアン下院議長や共和党幹部のグレアム上院議員ら身内からも批判が相次ぎました。

ニューヨークタイムズとワシントンポストは、トランプ大統領のツィートと反応をトップで詳しく伝えました。

ニューヨークタイムズは、女性の年齢、ルックス、精神状態などをめぐる差別的な発言が5カ月ぶりに復活したと報じました。批判が議会を超えて広がっているとしています。さらに、トランプ大統領の投稿は「子供っぽいエゴだ」とするコラムも掲載しました。

ワシントンポストは、40人近い共和党と民主党の議員が大統領の投稿が「正常ではない」と非難したと報じました。さらに、トランプ大統領の精神状態を疑問視するブレジンスキーさんとスカーボロさんが連名で書いた寄稿文を掲載しました。

ところで、トランプ大統領は30日、ホワイトハウスで韓国の文在寅大統領と会談しました。会談後の共同記者会見の中でトランプ大統領が「北朝鮮問題をめぐる選択肢について議論した。多くの選択肢がある」と述べたとポリティコが速報しました。


[June 30, 2017]  No 031843685

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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