2分でわかるアメリカ

2017/06/27「トランプ大統領の大勝利」

一部のイスラム圏からの入国を禁じるトランプ大統領の大統領令が、近く執行されることになりました。

アメリカ連邦最高裁判所は26日午前、バージニア州連邦高裁などから出ている大統領令の差し止め命令を見直し、入国禁止の執行を条件付きながら認めました。アメリカに家族や親戚がいる人については、イスラム6カ国の国籍であっても除外されます。

大統領にはアメリカを守る義務があるとする主張に、最高裁が一定の理解を示した形です。最高裁は、10月に最終的に判断する方針を示しましたが、その前にも大きく変更する場合もあるとしています。

ホワイトハウスは「国家安全保障の明白な勝利だ」との声明を発表しました。

トランプ大統領は先週、最高裁の判断を受領後72時間で執行すると述べています。イラン、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンのイスラム圏6カ国からの入国が90日間禁止されるほか、難民受け入れが120日間停止されます。

最高裁の判断についてワシントン・ポストは、イスラム教徒を差別するのは違憲だと主張する市民権団体とトランプ大統領との対立の大きな節目になったと伝えました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ大統領の運が戻ったと報じました。90日の禁止期間が延長、さらに入国禁止の対象国が追加される可能性があるとしています。

フォックスニュースは、トランプ大統領の大きな勝利であることは疑いの余地がないと報じました。


[June 26, 2017]  No 031843681

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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