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2017/06/01FRB「一部地域に弱さ」、6月利上げ予想変わらず

アメリカの中央銀行にあたるFRBが31日、地区連銀経済報告を公表しました。冊子の表紙がベージュ色をしていることから「ベージュブック」と呼ばれる12地区連銀の調査をまとめたものです。

ベージュブックの中でFRBは、控えめながら緩やかな経済成長が続いているとの認識を示しました。ただ、「一部の地域で楽観できない状況がある」と指摘しました。また、雇用市場が幅広く堅調であるものの、インフレ率が引き続き低いとしています。

報告書は、5月22日までの情報をまとめ、分析したものです。

CMEフェドウォッチによりますと、先物相場が示唆する6月利上げの確率は87%。ベージュブック公表後に動きはありませんでした。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、FRBが6月13-14日の会合で0.25%の追加利上げをするとの予想に変わりはないと報じました。FRBが緩やかな政策金利引き上げとバランスシートの縮小に動こうとしているとしています。

フィナンシャル・タイムズは、雇用が強い一方で、インフレ率が低いという経済指標を確認する報告だったと伝えました。6月中旬の会合で今年2回目の利上げを決めることが幅広く予想されているが、年内に3度目の利上げをするかどうかについては見方が分かれているとしています。

CNBCは、FRBの幹部が、経済の先行きを探るうえで財政政策が不透明要素の一つだと考えていると解説しました。トランプ大統領の経済政策が与える影響に強弱感があると多くのFRB幹部がみているとしています。

 
 [May 31, 2017]  No 031843663

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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