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2017/05/26OPEC合意も原油安

石油輸出国機構(OPEC)が、25日にウィーンの本部で開いた総会で、協調減産を来年3月まで9か月間延長することで合意しました。

OPEC最大の産油国であるサウジアラビアの水面下の事前交渉が実った形です。ロシアなど非加盟国も同調する意向です。

欧米のマーケットでは、減産合意したにもかかわらず、原油価格が大幅に下落しました。

CNBCは、OPECが今回の合意以上の措置を取れないとの見方が強まり、原油相場が急落したと伝えました。ロンドンの北海ブレンドが5%近く下落、ニューヨーク原油相場は4.79%安でした。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、アナリストの一部がOPECによる減産の規模が不十分だと考えていると報じました。アメリカやカナダが増産していて、OPECの協調減産に対する効果を疑う見方もあるとしています。

フィナンシャル・タイムズは、アメリカのシェールオイルの登場でOPECとロシアによる原油市場の制御が難しくなっていると解説しました。

ニューヨーク・タイムズは、原油価格に応じて機敏に生産を調整するアメリカの台頭のほか、電気自動車の登場で石油依存が変わりつつあることもOPECに向かい風だと報じました。


[May 25, 2017]  No 031843660

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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