2分でわかるアメリカ

2017/05/04FOMCの次の動き、こう読む


アメリカの中央銀行にあたるFRBは、金融政策を決める会合(FOMC)で、政策金利であるフェデラル・ファンド金利の誘導目標を0.75 〜1.00%で据え置くことを全会一致で決めました。

声明の中でFRBは、個人消費が引き続き堅調、企業投資が拡大、インフレ率はFRB目標に近い水準で推移しているとの認識を示しました。第1四半期のGDP成長率が減速したことについては、「一時的な可能性が高い」と述べました。経済が緩やかに拡大するとの見方を変えていないとしています。

ロイターは、FRBが6月にも追加利上げに踏み切る姿勢を示唆したと伝えました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、FRBが年内あと2回の利上げをする方向を維持することを示したと報じました。バランスシートの縮小については、新たな文言が加えられなかったとしています。

USA Todayは、FRBが経済見通しをわずかだけ下方修正したが、第1四半期の減速は一時的とし、6月利上げのドアを開いたままにしたと伝えました。

フィナンシャル・タイムズは、最近の減速は一時的な現象だとの認識を示し、早ければ6月にも短期金利を引き上げる方針に変更がないことを示したと解説しました。FRBの声明発表後、米ドルと米国債利回りが高水準を維持したとしています。先物市場が示唆する6月利上げ確率が一時94%まで上昇したと伝えました。

 
 [May 03, 2017]  No 031843644

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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