2分でわかるアメリカ

2017/05/03クルマが売れなくなった、経済の赤信号?

アメリカで新車を販売するメーカー各社が2日発表した4月の新車販売台数が大幅に減少しました。自動車販売はアメリカの景気回復をけん引してきただけに、懸念が広がりました。

GMは前年同月比で5.8%減、フォードは7.1%減少しました。また、フィアット・クライスラーは7%減でした。トラックとSUVの需要が低調で、いずれも予想以上の落ち込みです。

日本勢も不振。トヨタは4.4%減、高級ブランドのレクサスは11%も減少しました。ホンダは7%減、日産は1.5%減りました。

CNBCは、低調な新車販売を受けてGMとフォードの株が大幅に下落したと伝えました。自動車販売は個人消費の大きなシェアを占めるため、経済全体に影響することが懸念されたとしています。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、自動車メーカーが生産調整を余儀なくされる可能性があると報じました。在庫水準が上がっていて、メーカー各社が大幅な値引きに頼る状況が続くとリサーチ会社が分析しているとしています。

ブルームバーグは、新車販売が4カ月連続で前年割れしたと報じました。モーニングスターのアナリストは、自動車販売が2016年に天井を打ったと顧客に伝えたとコメントしたとしています。
 

[May 02, 2017]  No 031843643

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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