2分でわかるアメリカ

2017/04/28言葉の戦争も「北への攻撃はなさそう」

アメリカのトランプ政権が26日、北朝鮮の核開発をめぐる問題が「外交政策の最優先課題だ」とする声明を発表しました。経済制裁の強化と外交手段で北朝鮮に圧力をかける方針だとしています。

トランプ大統領は26日、連邦上院議員100人全員をホワイトハウスの作戦司令室に招き、朝鮮半島の状況を説明する異例の対応を取りました。その直後に声明が出されました。

その一方、トランプ政権は、原子力空母「カール・ビンソン」と潜水艦「ミシガン」を朝鮮半島周辺に派遣するなどして、軍事的なけん制も続けています。ハリス太平洋軍司令官は、必要であれば空母から2時間で北朝鮮を攻撃できると議会で証言しました。

北朝鮮は、強硬な姿勢を貫いています。25日には、軍創設以来で最大の攻撃訓練を実施、アメリカと韓国を威嚇しました。

ニューヨーク・ポストは、アメリカと北朝鮮の間の「言葉の戦争」がエスカレートしていると解説しました。

緊張が高まる中、ニューヨーク・タイムズは、朝鮮半島ですぐに戦争が起こる可能性は低そうだと報じました。原子力空母などの派遣はあくまでも演習目的であり、ソウルのアメリカ大使館の家族に退去命令が出ておらず、アメリカ軍が攻撃する気配はないとしています。


 [April 27, 2017]  No 031843640

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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