2分でわかるアメリカ

2017/04/26歴史的な節目、ナスダック初の6000ポイント台

25日のニューヨーク株式相場が大幅に続伸しました。テクノロジー株の比率が高いナスダック総合株価指数は、心理的な節目の6000ポイントを初めて超えて上昇しました。終値は6025ポイントで、最高値を更新しました。

強い決算発表が相次いだこと、フランスの大統領選や北朝鮮などの政治リスク、地政学リスクの後退、法人税を15%へ引き下げることを含めた税制改革案の骨子をトランプ政権が26日に発表することへの期待など複数の材料が背景です。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、テクノロジー企業が株式市場をけん引していることをナスダックが示したと報じました。アップル、フェイスブック、アマゾン、マクロソフト、そしてグーグルの親会社アルファベットの5社が、ナスダック上昇分の40%に寄与したとしています。

フィナンシャル・タイムズは、「Fang」がナスダックを6000ポイント台に押し上げたと伝えました。「Fang」とは、フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、そしてグーグルの4銘柄の頭文字をとった造語ですが、年初から12%上昇したとしています。投資家が米国債や金などの安全とされる資産から離れたことで、ナスダックは節目達成を果たしたとしています。

フォックスビジネスは、強い決算でムードが改善、ナスダックを初の6000台ポイントに押し上げたと報じました。ナスダックが5000ポイントをつけてから17年で新たな節目に達したとしています。


 [April 25, 2017]  No 031843638

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2019.02.16 更新米中協議は進展、それとも不調?アメリカと中国が北京で開いた貿易をめぐる閣僚級協議が15日、2日間の日程を終えました。両政府は来週、ワシントンで6回目(今年3回目)となる閣僚級協議を行う予定で…
  • 2019.02.15 更新実は弱かった米年末商戦、9年ぶりの大幅減アメリカ商務省が14日発表した2018年12月の小売売上高は季節調整済みで前月比1.2%の減少でした。コンセンサス予想は0.1%増でしたので、それを下回り予想外…
  • 2019.02.14 更新ドル高が影響? 米CPI横ばいアメリカ労働省が13日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は3ヵ月連続で前月から横ばいでした。0.1%上昇がコンセンサス予想でしたので、それを下回りました。前…
  • 2019.02.13 更新100年前の呪縛と米中貿易協議アメリカと中国の貿易をめぐる次官級協議が、11日から中国商務省ではじまりました。ムニューシン財務長官とライトハイザー通商代表が12日に北京に到着、14日に始まる…
  • 2019.02.12 更新 時間がないブレグジット3月29日に定められたブレグジット(イギリスのEU離脱)まで約1カ月半。離脱後のEUとの関係を詳細に決める協定はまだ成立していません。EUの行政執行機関である欧…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ