2分でわかるアメリカ

2017/04/22ついに!沈黙破るオバマ前大統領

あの人が帰ってくる。

アメリカのバラク・オバマ第44代大統領は、世界の高級リゾートをはしごしていました。1月20日に退任した後、カリフォルニア州パームスプリングスで数日過ごした後、イギリスのバージン・グループのブランソン氏が所有するネッカー島に滞在。続いてタヒチに向かいました。さらに、フランス領ポリネシアで数週間。ハリウッドの大物やブルース・スプリングスティーンらが合流しました。

そして、ついに長期休暇が終わろうとしています。週明け24日のシカゴ大学でのタウンホール・ミーティングを皮切りに、今後4週間のイベント出席日程がぎっしり詰まっています。ドナルド・トランプ大統領が繰り返しオバマ前大統領を批判しています。退任後も高い人気を誇るオバマ前大統領の反応が注目されています。

シカゴトリビューンは、2月15日にもオバマ前大統領がシカゴを訪問したが、カメラを避けるように行動したとした上で、今回は対照的に、トランプ大統領が就任100日目を迎える直前にメディアと世界の注目を集めて公の場に登場すると報じました。

ニューヨークタイムズは、オバマ前大統領が、移民政策、医療保険制度、外交、もしくは環境対策でトランプ大統領を直接批判することを避けるとみられていると報じました。批判が、トランプ氏や保守系支持者を勢いづかせる可能性があるからだとしています。オバマ前大統領は、アメリカの若いリーダー世代にメッセージを送り、ニュースチャンネル上での争いを避けることを望んでいると解説しました。

ザ・ヒルも、トランプ大統領が証拠も無しに前政権を批判しているにもかかわらず、オバマ前大統領がトランプ氏への批判をあえて避ける見通しだとする関係者の話を伝えました。


 [April 21, 2017]  No 031843636


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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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