2分でわかるアメリカ

2017/04/20反トランプ、わずかに及ばず

トランプ大統領が就任して初めてとなる連邦議会下院の補欠選挙が18日実施されました。伝統的に共和党が強いジョージア州の第6選挙区で、反トランプのうねりが民主党候補をどこまで押し上げるかが大きな注目を集めました。しかし、民主党が期待した過半数に届きませんでした。

補欠選挙は、共和党のプライス氏が厚生長官に就任したことに伴うものです。民主党候補のジョン・オーソフ氏が48.3%と最多票を獲得したものの過半数に届かず、19.7%で2位につけた共和党候補のカレン・ハンデル州務長官と6月20日の決選投票で争うことになりました。

アメリカのメディアがトップ級で報じました。

ワシントン・ポストは、ジョージア州の補欠選挙で共和党が恥をかかずに済んだと伝えました。民主党のオーソフ候補は、反トランプのムードを維持するのに苦労したとしています。

ニューヨーク・タイムズは、トランプ大統領の早期の信任投票とみられたジョージアの補欠選で敗北するかもしれないと共和党が恐れたが、民主党候補の得票がわかずかに勝利に必要な過半数を得られなかったと報じました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、民主党がトランプ大統領に対する不信任を突きつけるため、800万米ドル超の多額の資金を投じる異例の肩入れぶりをみせたが、わずかに及ばなかったと解説しました。両党の有権者は、トランプ大統領が投票先を決める重要な要素だったと話しているとしています。


[April 19, 2017] No 0223200

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.08.18 更新再び売られたトルコリラ※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)世界のマーケットに影響した「トルコショック」。今週初めに急落…
  • 2018.08.17 更新米300紙、トランプ大統領からの攻撃に対抗※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカの300を超える新聞が16日、報道の自由を擁護する社…
  • 2018.08.16 更新新興国からマネー流出、ベア領域※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)「トルコ・ショック」が新興国に連鎖しています。震源のトルコリ…
  • 2018.08.15 更新エルドアン大統領、iPhoneと米ドル買うな※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)トルコのエルドアン大統領は14日、iPhoneなどアメリカの…
  • 2018.08.14 更新トルコリラ再び最安値、中銀措置効かず※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)トルコリラの下げが止まりません。トルコの中央銀行は、商業銀行…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ