2分でわかるアメリカ

2017/03/14独立問う2回目の投票

イギリス北部のスコットランド行政府のニコラ・スタージョン首相(First Minister)が13日、イギリスからの独立の是非を問う2回目の住民投票を2018年秋から2019年春の間に実施する方針を正式に表明しました。

エジンバラでの演説で述べたものです。スコットランドは2014年の住民投票で独立を否決しましたが、スタージョン首相は「根本的に状況が変わった」としています。イギリス政府は月内にもEU離脱を正式に通告する見通し。スタージョン首相は、スコットランドの地位をめぐる話し合いで、イギリスのメイ政権が一切妥協しなかったと不満を述べました。

ブルームバーグは、スコットランドが住民投票の実施を表明したことについて、イギリスのメイ首相が「政治ゲームをしている」と批判、非常に残念だと述べたと伝えました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、スコットランド行政府の動きが、イギリスのメイ首相にとって新たな頭痛の種になったと解説しました。メイ首相は早ければ14日にもEUに離脱を通告する見通しだとしています。

フィナンシャル・タイムズは、2014年の住民投票では55%が独立を否定したが、最新の世論調査ではいずれも賛成と反対がきっ抗していると報じました。

インディペンデントは、スコットランドがイギリスから独立しても、自動的に加盟国になれるわけではないとの見解をEUが示したと伝えました。


[March 13, 2017] No 0223174

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2019.04.19 更新騒がしくなった朝鮮半島ベトナムのハノイで2月27日と28日に開かれた米朝首脳会談が決裂して以来、静かだった朝鮮半島。ここにきて、北朝鮮が活発な動きをみせ注目されています。「新型戦術兵…
  • 2019.04.18 更新米の対中輸入が急減、トランプ政策が寄与?アメリカ商務省が17日発表した2月の貿易赤字額は前月比3.4%減の493億8200万米ドルと、2018年6月以来の低水準となりました。予想の535億米ドルと比べ…
  • 2019.04.17 更新円もユーロもこう着、いずれ大きく動く?一般には馴染みが薄い「ボラティリティ」という言葉をマーケット関係者が頻繁に使います。相場の振れ幅、変動を意味します。米ドル/円は1米ドル=112円ちょうど近辺に…
  • 2019.04.16 更新ゴールドマンに対する冷たい指摘ウォール街の雄とされるアメリカ金融大手ゴールドマンサックスが15日発表した第1四半期(4−6月)の決算は、ほぼ全ての業務で減収となりました。ただ、1株利益は予想…
  • 2019.04.13 更新株が高い、好決算が押し上げ12日のニューヨーク株式相場は高く推移しました。ダウが269ポイント(1.03%)上昇したほか、S&P500、ナスダック、中小企業の指数ラッセル2000…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ