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2017/03/07ナバロ委員長「ドイツは困難な問題」、日本にも言及

トランプ大統領が新設した国家通商会議のピーター・ナバロ委員長が6日、民間エコノミストの団体で演説。対ドイツの貿易赤字が極めて困難な問題で、EUの制約の外で赤字縮小に向けた2カ国協議が必要との認識を示しました。

ドイツのメルケル首相が来週訪米、14日にトランプ大統領と会談する予定です。ナバロ委員長の発言はそれを意識したものとみられます。ナバロ氏はこれまで、ドイツがユーロ安を享受していると発言しています。

ナバロ氏はまた、中国の人民元が過小評価されているとの自説をあらためて表明、インドの高水準の関税、日本の非関税障壁についても言及しました。アメリカの貿易赤字を削減することがトランプ政権の優先的な政策だと強調しました。ロイターとブルームーバーグが詳しく伝えました。

USAトゥデイは、国家通商会議の委員長就任後に初めて公の場に姿を見せたナバロ氏が、貿易赤字が雇用と安全保障に影響する深刻な問題だと主張したと報じました。多国間の協議ではなく、2カ国間の交渉が重要だと強調したとしています。

ナバロ氏は、ウォールストリートジャーナルの日曜版に寄稿したコラムの中で、アメリカの安全保障のため、製造業を復活させ雇用を増やすため、貿易赤字の縮小が急務だと主張しました。これについて、ビジネスインサイダーは、ナバロ氏が貿易戦争を始めようとしていると批判、ポイントがずれていて問題が多いと伝えました。フォーブスも、ナバロ氏は経済の基本が分かっていないと批判するコラムを掲載しました。
 
[March 06, 2017] No 0223169

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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