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2017/01/24トランプ大統領動く、まずはTPP正式離脱

アメリカのドナルド・トランプ大統領が発した最初の大統領令は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱でした。ホワイトハスの執務室で23日、正式に署名しました。

アメリカのメディアがトップ級で報じました。

ワシントンポストは、TPPが議会を通過する可能性がなかったため、大統領令は象徴的なものにすぎないが、トランプ大統領が選挙戦中に公約した通商政策に関する強硬姿勢を政権に持ち込む姿勢を示した形になったと報じました。トランプ大統領の保護主義的な考えは、第2次世界大戦後のグローバル化に逆行するものだとしています。

ウォール・ストリート・ジャーナルも、TPP離脱の大統領令は象徴的なものだと伝えました。そのうえでジャーナルは、就任後の最初の週に離脱を正式表明したことは、アメリカの通商政策をオバマ政権から転換することが本気であることを示すものだと解説しました。

ニューヨーク・タイムズは、TPPからの離脱について共和党と民主党のそれぞれの大統領が何十年も続けてきた貿易障壁をなくすという政策の劇的な転換だと報じました。ジョージ・ブッシュ(父)大統領が交渉を始めたカナダとメキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)をめぐる再交渉も近く正式に決める可能性があるとしています。

トランプ大統領は今週金曜日、イギリスのメイ首相と会談、EU離脱を決めたイギリスとの2国間貿易交渉について話し合うとみられています。さらに、トランプ大統領は来週、メキシコの大統領と会談する予定です。


 [January 23, 2017] No 0223142

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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