2分でわかるアメリカ

2017/01/19米インフレ2%超、FRB利上げを後押し

アメリカ労働省が18日発表した去年12月の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.3%上昇しました。予想と一致。ガソリン価格と家賃が押し上げた格好です。前年同月比では2.1%上昇。2014年6月以来、2年半ぶりの大幅な伸びを示しました。

変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアCPIは、前月比0.2%、前年同月比で2.2%上昇しました。

そして、2016年通年では、前年比2.1%上昇しました。2015年の0.7%上昇から伸びが拡大しました。

ロイターは、別に発表された12月の鉱工業生産も2年ぶりの大幅な伸びを記録したと伝えました。インフレや成長の伸びが継続して拡大した場合、FRBが現在の想定よりも速いペースで利上げする可能性があると伝えました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、アメリカのインフレ率が2%を超え、FRBの利上げ計画を後押ししたと報じました。ドナルド・トランプ次期政権の具体的な政策は依然として不透明だが、減税やインフラ投資がより速いペースの成長と高インフレを招く可能性があるとしています。

USA Todayは、家賃とガソリン価格の上昇がインフレ率を2年ぶりの高水準に押し上げたと伝えました。FRBの幹部は、低失業率が賃金を押し上げ、結果としてインフレ率が加速する可能性があるとみているとしています。ただ、イエレン議長は消費者物価が緩やかに上昇、それを受け緩やかなペースで利上げすると語ったと報じました。


 
米国東部時間19日は移動のためお休みします。20日に再開します。

 [January 18, 2017] No 0223140

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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