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2017/01/05FRB、トランプ勝利で動いた

FRBが4日、先月13日と14日に開いた金融政策を決めるFOMCの議事要旨を公表しました。

FOMCは全会一致で1年ぶりにFF金利を引き上げましたが、その背景に11月のアメリカの大統領選後のマーケットの反応と新政権の積極的な財政政策の見通しがあったことが議事要旨で明らかになりました。

ロイターは、ほぼすべてのFOMCのメンバーがトランプ次期政権の財政刺激策に伴い経済成長が加速する可能性があると考え、利上げペースが速まるとの見方も多いことが示されたと伝えました。

CNBCは、議事要旨にトランプ氏に関する言及がなかったが、大統領選がマーケットと経済に与えた影響を真剣に議論したことは明らかだと報じました。トランプ勝利にFRBが動かされたとしています。トランプ氏が1兆米ドルのインフラ投資、減税、規制緩和を公約していることも影響して、2017年の追加利上げ見通しを2回から3回に増やしたと解説しました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ次期政権の経済に与える影響が不透明だとFRBが考えていることが議事要旨でわかったと伝えました。トランプ次期大統領が就任後、どのタイミングで、どの程度の規模で、どのような刺激策を打ち出すかによって、金利政策の動向が決まると見ていることも示したとしています。

フィナンシャル・タイムズは、トランプ次期政権による減税政策が高金利を導くとFRBが考えていることが議事要旨で明らかになったと報じました。また、景気刺激策を受け、見通しを超えて成長が加速する可能性があると予想しているとしています。


[January 04, 2017] No 0223131

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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