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2016/12/17エコノミスト憧れポストに意外な人物が浮上

アメリカの大統領経済諮問委員会(CEA)のトップ、委員長の有力候補にCNBCのコメンテーター、ローレンス・クドロー氏が浮上しました。

クドロー氏は69歳。ニューヨーク連銀勤務を経て、レーガン政権の行政管理予算局で予算政策を担当。退任後は新聞のコラムニストやテレビの解説者を務めました。早くからトランプ氏を支持、減税策の立案に加わりました。ただ、選挙戦の終盤には、トランプ氏の保護主義的な通商政策やFRB批判に懸念を表明しました。

CEAは、アメリカの大統領に経済政策を助言する有力な経済学者のグループで、ホワイトハウス内に設置されます。1946年にトルーマン大統領(当時)が初めて設置して以降、グリーンスパン氏やバーナンキ氏ら後のFRB議長、スティグリッツ氏やクルーグマン氏らノーベル経済学者など有力な人材を送り出しました。

最初に報じたデトロイト・ニュースは、「クドロー氏が重要ポストに起用される」とする保守のエコノミストのスティーフン・ムーア氏のコメントを紹介しました。トランプ次期大統領はまだ決めていないとしています。

ワシントン・ポストは、CEA委員長は若いエコノミストの憧れのポストだが、クドロー氏は経済学位すら持っていないと伝えました。指名されれば、トランプ次期大統領による新たな異色人事となるとしています。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、税率を引き下げることにより経済を活性化し雇用を創出、結果的に税収が増えるという理論をクドロー氏が強く支持していると解説しました。クドロー氏は先週、米100年債を発行すべきだと述べたとしています。



 [December 16, 2016] No 0223120

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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