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2016/11/18FRB議長「利上げは比較的早期」、データが経済の強さ裏付け

FRBのイエレン議長は17日、上下両院の合同経済委員会の公聴会で証言しました。

この中でイエレン議長は、利上げについて「比較的早い段階(Relatively Soon)が適切になる」と述べました。12月13−14日に開かれる次回のFOMCで利上げする可能性を示唆しました。来年以降については、緩やかに利上げを進める従来の方針をあらためて示しました。

イエレン議長が公の場で発言するのはアメリカの大統領選後初めてのことです。トランプ次期大統領は、選挙キャンペーン中にイエレン議長を批判、再任しないことを示唆していました。これに関連して、イエレン議長は「任期を全うする」と辞任しない意向を示しました。

イエレン議長の発言に先立って発表されたアメリカの10月の住宅着工件数、10月の消費者物価指数、そして新規失業保険申請件数はいずれも強い内容でした。

The Wall Street Journalは、経済データが経済の堅調さを示す中、FRB議長が「比較的早期に利上げする」ことを示唆したと報じました。別の記事でJournalは、低金利時代が長く続いたことで、世界中の公的年金が打撃を受けたと解説しました。

The New York Timesは、イエレン議長の議会証言について、選挙が経済に与える影響を予想するのは時期尚早だとする発言を見出しにしました。一方、The Washington Postは、大統領選の結果にかかわらず、FRBが12月に利上げしそうだ、との見出しで報じました。

Financial Timesは、FRB議長が、次の行動について「長く待ちすぎない」方針を表明したと伝えました。
 
 [November 17, 2016] No 0223101

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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