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2016/11/03FRB、12月利上げを示唆

アメリカの中央銀行であるFRBは2日、金融政策を決めるFOMCで現状維持を決め、政策金利を据え置きました。

会合後に発表した声明の中でFRBは、「利上げの根拠が引き続き強まっている」として12月13−14日に開かれる次回会合で利上げする可能性を示唆しました。

FOMCの投票メンバー10人の中で、カンザスシティ地区連銀とクリーブランド地区連銀のそれぞれの総裁が利上げを主張、据え置きに反対しました。

Reutersは、声明の文言から、FRBが12月13-14日ばに予定されている年内最後のFOMCで利上げに踏み切るハードルは低いと推察されると伝えました。

The Wall Street Journalは、FRBが今回のFOMCで政策金利を据え置いたことに驚きはなかったと解説しました。大統領選の1週間前にFRBが動く可能性は低いとみられていたとしています。

The New York Timesは、FRBが12月に利上げする方向であることを示唆したと報じました。声明は、前回と比べ、慎重ながらやや利上げの可能性を強めとしています。CMEグループによると、12月利上げの確率は75%近いと伝えました。

Financial Timesは、FRBが12月利上げの示唆を一段強めたと伝えました。ただ、来週のアメリカの大統領選でトランプ氏が勝利した場合、金融市場が混乱するとの見方があり、そうなれば、FRBの次の行動があらためて不透明になるとしています。
 
 [November 02, 2016] No 0223090

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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