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2016/10/06何があった?突然急増した自動車事故の死者

アメリカ運輸省の道路交通安全局(NHTSA)が5日、驚きのデータを公開しました。今年上半期の自動車事故の死者数です。1万7700人と、前年同期比で10.4%も増えました。

アメリカの自動車事故の死亡者は2008年以降に減少傾向が続いた後、去年増加に転じました。そして、今年に入り急増しました。自動車に搭載される安全機能が大幅に強化されているのになぜか。主要メディアが驚きを持って伝えました。

The Wall Street Journalは、上半期の自動車事故の死者数が2万500人だった2006年と比べると少ないが、今年上半期の急増は異常な事態だと報じました。まだ速報値の段階で、運輸当局は急増の原因をまだ分析できていないとしています。飲酒運転による事故が歴史的に多いが、自動車に多くのテクロジーが搭載されていること、運転中のスマートフォン使用を運輸当局者が懸念していると解説しました。

The Washington Postは、上半期に記録した傾向が続けば、2016年の増加率は1960年以降で最大になる見通しだと伝えました。景気が改善したことで雇用が増え、走行距離が去年より大幅に伸びたとしています。

USA Todayは、自動車事故の死者数が増える中、オバマ政権が30年以内に死者をゼロにする意欲的な目標を掲げたと報じました。目標の実現は自動運転の車の技術に依存しているとしています。自動運転車の開発に拍車かかりそうだと解説しました。

 [October 05, 2016] No 0223071

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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