2分でわかるアメリカ

2016/09/29サプライズ、OPEC減産で一致

アルジェリアのアルジェで28日に開催されたOPECの非公式会合は、原油生産量を削減することで一致しました。

Reutersは、3250-3300万バレルに削減することで合意したと速報しました。 加盟各国の具体的な生産水準について11月の公式会合での合意を目指すとする関係筋の話を伝えました。

Bloombergは、過去8年間で初めてOPEC加盟国が生産量を削減することで合意したと伝えました。合意は、サウジアラビアとイランが見解の違いを克服したことを示唆しているとしています。

The Wall Street Journalは、OPECは4時間半続いた非公式会合で、石油価格を引き上げるために生産量の削減が必要であるとの認識で一致したと報じました。石油大国のロシアが参加していないが、 OPEC非加盟国との協議が近く始まると情報筋が話しているとしています。具体的にどこまで生産量を削減するかは決まっていないが、11月30日にウィーンで開かれるOPEC公式会合で決める方向だと伝えました。

会合前、サウジアラビアやイランが生産調整に否定的だったことから期待が後退していました。合意はサプライズになりました。

CNBCは、OPEC合意報道を受けニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油相場が急上昇したと報じました。WTIは一時6%近く上昇、終値は5.3%高の47ドル05セントとなりました。
 
 [September 28, 2016] No 0223066


※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.08.22 更新「トランプ輸入車関税」、ずれ込む可能性※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(20日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカのロス商務長官は21日、ウォールストリートジャーナル…
  • 2018.08.21 更新トルコの次を心配する投資家
  • 2018.08.18 更新再び売られたトルコリラ※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)世界のマーケットに影響した「トルコショック」。今週初めに急落…
  • 2018.08.17 更新米300紙、トランプ大統領からの攻撃に対抗※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカの300を超える新聞が16日、報道の自由を擁護する社…
  • 2018.08.16 更新新興国からマネー流出、ベア領域※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)「トルコ・ショック」が新興国に連鎖しています。震源のトルコリ…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ