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2016/09/28市場の逆風、伝説の旗艦ファンド閉鎖

ヘッジファンド業界のスターとされたリチャード・ペリー氏が運用する旗艦ファンドが、設立28年で閉鎖することになりました。

ペリー氏は、26日付の投資家への手紙で、自身の投資スタイルがもはや通用しない、業界と市場の逆風が強いと述べました。過去3年間は連続して損出を計上したと説明、顧客資金を来月返す方針を明らかにしました。

Bloombergは、ペリー・キャピタルの2013年末以降のリターンはマイナス18.4%、運用資金が1年で半分以下になったと伝えました。ペリー・キャピタルや多くの競合ファンドにとって、高い運用報酬を支払う価値のあるヘッジファンドだと投資家を納得させることが難しくなってきているとしています。

Fortuneは、ゴールドマン・サックスのリスク・アービトラージ部門を経て独立したリチャード・ペリー氏は、ヘッジファンド業界のスターを創出することで知られていたと解説しました。

Financial Timesは、ヘッジファンドが利益を出すのに苦労している中、旗艦ファンドの閉鎖を決めたペリー・キャピタルは最も有名なファンドの一つだと報じました。いまのマーケットで利益を出すのは非常に難しいとされ、多くの大手ファンドが運用資金を大幅に減らしたとしています。ジョン・ポールソン氏のファンドがピーク時の380億ドルから120億ドルに資金を減らし、オメガ・アドバイザーズは2014年に107億ドルあった資金を54億ドルに減らしたと伝えました。

ヘッジファンド業界の情報を提供しているHFRによりますと、今年の上半期に閉鎖されたヘッジファンドは530にのぼります。


[September 27, 2016] No 0223065

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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