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2016/09/10北の核の脅威、欧米はこう見る

北朝鮮が9日、核弾頭の爆発実験に初めて成功したと発表、今年1月に続き5回目の核実験を実施したことを明らかにしました。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは臨時ニュースの中で、核弾頭の性能や威力を最終確認した。アメリカをはじめとする敵対勢力の脅威と制裁への対応措置だ」とする核兵器研究所の声明を読み上げました。

日米欧の地震、もしくは気象当局が、北朝鮮北東部でマグニチュード5.0〜5.3の揺れを観測しました。

北朝鮮の核実験の規模は過去最大とされています。アメリカをはじめ各国が強く非難しました。欧米メディアがトップ級で報じました。

The Washington Postは、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の指導下でミサイル開発を急ピッチで進めているとした上で、開発の進展は顧客になる可能性がある国にとって魅力的になっていると解説しました。

The New York Timesは、北朝鮮の核兵器研究所の声明が、従来の「核装置」ではなく「核弾頭」という言葉を使用したと指摘し、北朝鮮がミサイルに搭載する小型の核弾頭の開発に成功したことを示唆していると報じました。

北朝鮮問題は中国の対応が鍵を握ると広く指摘されています。これに関しBBCは、北朝鮮の政権が崩壊して権力が空洞化、アメリカと同盟国がそこに入り込むことを中国が恐れていると解説しました。
BBCはまた、北朝鮮の核実験の爆発の威力は10キロトンや20キロトンといった説があるとした上で、1945年に広島に投下された原爆の威力は15キロトンだったと伝えました。

The Wall Street Journalは、北朝鮮の5回目の核実験を受けロシアから日本まで対応を求める声が広がっているが、アメリカと中国の不仲が北朝鮮への制裁強化の障害になっていると伝えました。

[September 09, 2016] No 0223053

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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